公務員試験について
公務員試験について
試験の傾向は?
地方公務員を中心に人物試験重視の傾向が高まっています。筆記試験は民間企業で実施されているSPIなどで実施する自治体も増えています。
採用倍率はどれくらい?
これまでの試験動向から、コロナ禍による景気悪化により数年は公務員人気が高まると言えます。民間採用が活発になると公務員受験者は減り、民間採用が低迷になると公務員受験者は増える傾向にあります。過去、2008年9月に起こったリーマンショックの時は、その後数年間、公務員試験の平均倍率が上昇しました。
有名民間企業の倍率は数百倍などとかなり高いので、民間に比べると、公務員受験者数は少ないと言えるでしょう。
試験の流れは?
公務員試験は大きく分けて「教養試験」「専門試験」「人物試験」等があります。試験は通常「1次試験(筆記試験:教養試験、専門試験)」、「2次試験(人物試験)」です。
1次試験は、日程が重複しない限り併願は可能です。
- 出願
- 1次試験(5問択一)
- 基礎能力試験(教養試験)(SPI3)
- 専門試験
- 2次試験(筆記・口述)以降
- 教養論文(論作文)
- 個別面接・集団面接・集団討論・プレゼンテーション
- 適性試験・適性検査・身体検査
- 最終合格
教養試験
高校までで学習した内容(数的処理、文章理解、社会科学、人文科学等)です。
- 数的処理(算数のような科目)
- 文章理解(現代文・英文・古文)
- 人文科学(日本史・世界史・地理)
- 自然科学(数学・化学・物理・生物)
- 社会科学(政治経済・社会・時事)
専門試験
法律・経済系の問題が出題されます。(国家系公務員・都道府県・政令市で出題が多い)
- 法律系(憲法・民法・行政法)
- 経済系(ミクロ・マクロ・財政学)
- 行政系(行政学・政治学・経営学)など
- 大学で専攻していないと学習していない科目が中心
- 技術系は各専攻科目が出題
人物試験
性格や考え方、チームワークなどを見るための試験です。
- 個別面接
- 集団面接
- 集団討論
- プレゼンテーション など
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